那珂川市長
武末 茂喜

つくし中央ライオンズクラブが結成50周年を迎えられ、ここに記念誌が刊行されますことを心からお喜び申し上げます。

貴クラブにおかれましては、発足以来メンバーの皆様が力を合わせ、「We Serve“われわれは奉仕する”」の精神のもと、地域に密着した幅広い活動を続けてこられました。貴クラブが結成された1974年といえば、戦後初のマイナス経済成長の一方で、物価や地価が上昇するスタグフレーションが起き、混乱の社会情勢でした。その中で、地域社会への献身的な活動を始められ、50年の時を経て現在に至るまで、その長い歴史には様々な思いが刻み込まれていることと推察するところでございます。ここにあらためて、歴代会長をはじめ理事の皆様、会員の皆様の長年にわたる奉仕活動と輝かしいご功績に、心から敬意を表するとともに、深く感謝申し上げます。

さて、本市では「笑顔で暮らせる自然都市なかがわ」をまちづくりの将来像とし、住民の皆さまと行政との協働のまちづくりに取り組んでいるところであります。そのような中、貴クラブの皆様には、2017年10月に「厚生労働大臣表彰」を受賞された献血奉仕活動をはじめ、那珂川の清掃活動や、子ども達の生き方教育支援ライオンズクエスト活動、市内の福祉団体へのクリスマスプレゼント等、地域の生活、福祉の向上のために多大な貢献をいただいております。市といたしましても、市民の皆様にずっと住み続けたいと思っていただけるよう各施策を推進してまいる所存ですので、どうかこれまでにも増してご支援、ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

結びに、貴クラブの今後益々のご発展とメンバーの皆さまのご健勝、ご活躍を衷心より祈念申し上げまして、お祝いの言葉とさせていただきます。