祝辞祝辞

春日市教育委員会教育長 扇弘行

春日市教育委員会教育長
扇 弘行

つくし中央ライオンズクラブの創立50周年、誠におめでとうございます。

貴クラブにおかれましては、日頃から本市の教育活動、地域活動に対して御支援を賜り深く感謝申し上げます。

さて、本市も、令和4年に市制50周年を迎えました。コミュニティ・スクールも本年で19年目を迎えています。新型コロナウイルス感染症の感染拡大によりコミュニティ・スクールの活動にも様々な制限が加えられてきましたが、「できることを、できる形にして」取組を進めてきました。

令和5年度は、「共育の輪、広げよう、巻き込もう」をCS推進テーマに掲げ、コミュニティ・スクールの再生・活性化の年になるよう取組を展開しています。本年3月に示された「新しい教育振興基本計画」には、「2040年以降の社会を見据えた持続可能な社会の創り手の育成」がコンセプトとして明記され、社会の創り手につながる「市民性」の育成が一層求められています。

そのような中、子どもたちが日々起こる困難を乗り切る力や、安全で安心できる集団をつくる力を育むライフスキル教育「ライオンズクエストプログラム」は、平成25年度に須玖小学校に導入され、今では、「あなたと私をたたえよう」「正しい決定をする力を育てよう」「仲間とともに大きくなろう」の3つの柱が教育課程に位置付けられ、意図的・計画的に道徳教育とライフスキル教育を両輪として教育活動が活発に展開されています。

また、毎年夏季休業期間中に実施しているワークショップ研修やフォローアップ研修では、全面的にご支援をいただき、その成果として、若年教諭が躍動し、子どもと教員との関係構築も充実したものになっています。誠にありがとうございます。

結びに、貴クラブの会員の皆様におかれましては、引き続き、本市教育への御理解と御支援をいただきますようお願いいたします。

貴クラブの今後一層の御活躍をお祈り申し上げお祝いの言葉とさせていただきます。